月別アーカイブ: 2018年9月

アニメ視聴感想「フルメタル・パニック!TSR」その7(完)

フルメタル・パニック!TSRの視聴感想です。

Scene13「つづく日々」・・・失意のどん底で街中に立ち尽くす宗介。その一方で香港でアマルガムとミスリルのASが戦いを始めるが宗介は戦闘に加わる様子がない。

〇視聴感想
宗介の覇気のない姿にかなめが膝蹴りをする場面に吹き出す私(笑)。
かなめーっ!君の愛情表現は暴力でしかあらわせないんかぁーーっっ!!参った参った!

爽快なシーンがかなめのおかげで復活ですよ。偉大なるかなめであります。やはりフルメタはこうでなくては!
シリアスと漫才的なさじ加減の良さがなんとも絶妙です。

結果的には良い終わりかな・・・と思います。宗介の所属はミスリルよりもかなめのいる高校なのだねぇー。(ゲイツに名乗る場面良かった)このシリーズは宗介の内面をとことん掘り下した感じですが、次回のシリーズは(・・・あるのであれば)どこを見所にするのでしょうかね。原作小説のTSR部分はどう表現されているのかはまだ読んでませんのであとから読むとしよう。

アニメ視聴感想「フルメタル・パニック!TSR」その6

フルメタル・パニック!TSRの視聴感想です。

 

Scene11「彼の問題」・・・任務を私情により放棄し香港の街をさまよう宗介。マオ達の心配をよそに自暴自棄になってゆく。一方香港の街で見つかった死体の謎のメッセージにカリーニンは何かを察する。

視聴感想・・・宗介がこれ程まで堕ちてゆく姿を見て、宗介も「不完全な人間」で「未熟」なのだなぁ・・・と感じました。

今までの生真面目で任務を完璧にこなす姿とは違い、誰にでも味わう挫折や失望に打ちひしがれた人間になっています。
宗介の前に現れたかなめ似の女性に対し「・・・千鳥・・・!?」とか一瞬でも動揺したりすれば良かったかなぁ。

個人的に、かなめ似の女性を出さなくても良かったような気も・・・。むしろこのキワドイ場面はなくても良かった。それにしてもかなめはいつ登場するのやら。爽快なシーンがないのでそろそろ欲しいものです・・・。

 

 

Scene12「燃える香港」・・・一人任務を放棄した宗介は新聞に載るメッセージに反応。街中のとある建物の中で、死んだ筈のガウルンと対峙する。

〇視聴感想
ガウルンから失望される宗介。
ガウルンは幼い頃の「大人」な瞳をし「一貫性」のある行動をしていた宗介を気に入っていたことを告げ、今の宗介に対して否定的なことを言うのですが、それに対し、ガウルンの理想通りに忠実に命令を聞く双子姉妹を宗介のように育てたつもりなんでしょう。

矛盾もなく迷いもない、ただ言われたことだけする・・・考えさせられました。

かなめ一人の為に感情的になってしまう宗介はガウルンの思う理想的な人間ではないですが、自分の中にある矛盾のある心それが人間らしさでもあるのでしょうかねぇ・・・。
でも、この回の最後がどん底な展開になってしまいました。

アニメ視聴感想「フルメタル・パニック!TSR」その5

フルメタル・パニック!TSRの視聴感想です。

 

Scene09「彼女の問題」・・・かなめを付け狙うアマルガムの組織。そして宗介に代わり彼女の護衛に付く「レイス」。かなめを取り巻く状況が一変する中で彼女に接触する様々な出来事が起こる!

〇視聴感想
かなめが何者かが自分を狙っていると確信し、たった一人で恐怖と戦う描写がものすごく細かく描かれて良かったです。
自宅から逃げるときにドアのチェーンに時間を取られ、チェーンをはずすまでの描写がかなめの焦りを表していたし・・・。
逃げる過程を省略せずに描いていたので緊迫感が一視聴者に伝わりました。

かなめの宗介に対する信頼の大きさやら、宗介の存在がかなめにとってなくてはならないものに確定した・・・そんな話ですね。

テッサの兄の言動にかなめが心乱されるところは必見です!・・・あぁ、こんなことなら初期フルメタの「パートタイム・ステディ」でキスの意味を分かっていない宗介に対して人工呼吸のごとくかなめがキスさえしていれば、そして宗介の髪を切る回でもチャンスはあったんだけどね、真っすぐな性格のかなめだからそんなことはしないんだなこれが!

そんなかなめと違いテッサとレナードは兄妹なだけに、こういうことには積極的な気がするんですけどもー!(テッサは艦長ではなく普通の一般人だったなら宗介に何らかの積極的行動に出るだろうよ・・・)いろんな意味で「かなめの集大成」な回。

 

 

Scene10「ふたつの香港」・・・アーバレストに搭載しているラムダドライバの説明に対して宗介は心ここにあらずの状態。そして宗介は任務で、マオ達と香港に向かうが仕事もままならず遂にトラブルが発生してしまい・・・。

〇視聴感想
宗介がアルを気まぐれに起こし対話をする場面が印象的。まるで自分の気持ちを「お前になんかわかるものか」と言わんばかりに淡々と語っている宗介が時に高慢な感じに思えたり・・・。

かなめの傍に居られなくなった事態に理屈では割り切っているつもりが感情では割り切れていない・・・。そんな宗介が、らしくもないミスでマオ達から一人離れてしまってさあ大変!いつもは理性的で任務もてきぱきこなす宗介がこの回で全く逆になってしまいました。

アニメ視聴感想「フルメタル・パニック!TSR」その4

フルメタル・パニック!TSR視聴感想です。

 

Scene07「とりのこされて」・・・かなめの護衛任務がミスリルから一方的に解かれ納得のいかない宗介。我を忘れてもう一人の護衛である「レイス」に自分のことを感情的に名乗り、機密事項をマンションから叫ぶ。見かねた「レイス」は宗介に携帯電話で接触してくる。

 

〇視聴感想
突然の退学届に困惑を隠せないかなめや神楽坂先生・・・。
宗介と連絡も取れず、やつれて声のトーンの低いかなめ、また任務だろうと思うかなめが切なかった・・・。

「レイス」は宗介が護衛に向かないと言い切る・・・。美容院での騒動もどこで見て笑っていたのかなぁ。

 

 

Scene08「ジャングルグルーブ」・・・かなめの護衛任務を解除されメリダ島に戻った宗介。
そこに故マッカランに代わり新しくウルズ1として新しく配属されたクルーゾーは覇気のない宗介にAS同士での決闘を強制的に仕掛ける。

 

〇視聴感想
テッサが上官として苦心しながら下した命令に宗介は自分の気持ちを切り捨てたかのような会話をするが、それに耐えられずに感情的になってしまったテッサは公私混同してるように見えてしまった!

がんじがらめというか、これはテッサの立場からすればかなり苦しい選択ですが、宗介のかなめに対しての気持ちを察しているテッサがこうなるのも無理がない。

覇気がないままの宗介はアーバレストに対し嫌悪感がさしたまま対決もままならず・・・。宗介が越えなければならない壁が見えた、そんな回でした。

アニメ視聴感想「フルメタル・パニック!TSR」その3

フルメタル・パニックTSRの視聴感想です。
 

Scene05「うるわしきシチリア」・・・ミスリルの裏切り者を追うマオとクルツはシチリアのパーティー会場に潜入。一方日本で学校のテストを受けるはずだった宗介はミスリルからの命令に従い急遽シチリアに向かう。

〇視聴感想
この回は他の回と比べ、自分の中ではダントツに面白かった。非常にフルメタらしさが出ている感じ。
ASの戦いはないのですが、敵とのカーチェイス中のハプニング(日本からかなめが宗介に携帯電話で話すシーン)でのコミカルなBGMが流れながらの逃亡劇が非常に良いです。

マオの変装もかなり色っぽかったし、宗介の「変わった水着だな・・・」には吹き出した!!かなめとの会話で、留年は困ると言っている自体、宗介にとって平和な学校生活も重要なのだなぁ・・・。
ブルーノが「ちがーう!女の下着は白ーっ!!」ってとこがうけた・・・。マオは何回もブルーノ気絶させてます・・・。

 

Scene06「エッジオブヘブン」・・・ミスリルと敵対するアマルガムという謎の組織の存在。かなめのもう一人の護衛「レイス」の存在・・・。ミスリルの上層部との会議でテッサは宗介の負担を軽くする為にかなめの護衛任務を辞めさせることに決めるが、テッサは複雑な思いに・・・。宗介はそのことは知らず、平和な日本での暮らしに束の間の安らぎを味わうが・・・。

〇視聴感想
かなめが宗介の伸びた髪をカットする話。

宗介は最初は美容院に行くが店員のタオルを顔にかける理由やらを自分で自分を理論的に諭すとこが面白かったー!ホント戦場育ちならではの反応ですよ・・・。結果的に信頼のおけるかなめには気を許してます・・・。
にやっとする場面盛りだくさんな回。

・・・・しかし、宗介がミスリルからの任務の内容に愕然としてパソコン殴って壊すほど宗介が感情的になっている姿は珍しい・・・・。

かなめは宗介にとって任務以上の存在になっていたのですね・・・。