アート雑誌である「アートコレクターズ」を久々に購入しました。
2012年4月号を一度だけ購入したことがありましたが、雑誌名は「アートコレクター」でタイトル語尾に「ズ」がなかった頃でした。
しかし今号まで「アートコレクターズ」を買っていなかったとは我ながら意外です・・・。
「美術の窓」のほうが値段的に高いのに「美術の窓」ばかり家にあるし(持っているのはほんの数冊ですが)・・・。
今号の「アートコレクターズ」の特集は、「完売作家全データ2020」で、2019年に展覧会などの絵の展示会などにて、成約率が高かった作家が掲載されています。
今号は本屋でチラ見する程度で買うつもりは全くなかったのですが「売れた絵はどんなんだろうなー?」という興味やら、作家の方々のプロフィールや、絵を成約した展示会や、作品の値段の目安などがあるので「これは立ち読みでは済まないな・・・」と家でじっくり読むため購入したのでした。
それと、趣味のお絵かき程度の絵を最近全く描いていないので「上手い絵を見てモチベーションを上げる」という目的で買ったというのもありますがね・・・。
絵の展示会に自分がうっかり行ってしまうと「絵を購入する人だ」と思われるかもしれないので、美術作家の展示会は作品をのぞいてみたい気もしますが「買う気がある人が展示会に行ったほうが作家やギャラリーの為なのかなー」とか思ったりしますね。
他にP100の「アートとお金」のコーナーでの美術界でブロックチェーン技術を使用することについての記事も興味深かったです。
特にP102の上部の文で「ユーザーとしてのアーティストは権威主義であることが多い」云々といったところは読んでいて何だか納得しましたね・・・・。
これを読むとデジタルイラスト界とプロフェッショナルな美術界というのは「水と油な雰囲気(合い慣れない壁)があるのではないか?」と自分は思うのですよね・・・。
自分はデジタルだろうがアナログだろうが、プロとかアマとか、こだわりはないですが、自分は趣味で遊びながら描いているのでのんきな考えしか浮かばないのですが、美術界のプロとして絵を描いている側としてはプライドはあるのだろうなぁ・・・。
しかし、久しぶりに美術系雑誌を読んだので目の保養になりました。