一家で車が2台以上は必用な田舎。

投稿者: | 2020年10月17日

自分の住んでいる場所は市街地からほど遠く周りが山や川しかないような場所なのです。
車がないと不自由なので我が家には運転免許を持つ家族がそれぞれ車を所有しています。

店などが多い市街地に住んでいる人でも、結局は職場が自宅からかなり遠い場所の人もいるので結局は車がないと大変なのです。
バスなどの公共交通機関を利用するのにも時刻表を見ると時刻が少ないです。

バスの場合は平日は学生が利用するので1日の本数が多いのですが、土日休日は平日よりも運行するのが1時間に1本あればいい方で、下手すると2時間に1本ということもあるのです。逃したら無駄に何もない場所でひたすらバスや列車が来る時間まで待つのです・・・。

なので田舎は一日の暮らしを効率よくするために車がないとだめなのです・・・。
車が家に2台以上あるのも田舎あるあるでしょうね。
例え、家に4台も車があるからと言ってもお金持ちということではなく必要だから仕方なく車を買っているだけです。

車が1台で充分なのはおそらく大都会に住んでいる人くらいです。
電車もバスも1時間に数分おきに来るのならそりゃあ車いらないだろうと思います。

田舎では車がなければ生活が不便なのです。
そこそこの市街地に住んでいても職場が遠い人は通勤に自家用車で通います。
バスや電車があっても一時間に1本だったり、バス停や列車の最寄り駅までが遠いのでそこまで家族に車で送ってもらう場合もあります(冒頭の話を繰り返しますけども(笑))。

自宅付近のバス停や駅で降りたとしても国道沿いの場合もあるので、帰宅ラッシュの時間なんかは車がひっきりなしに左右から来るので徒歩で帰る時も歩行者の手押しボタンの信号機や横断歩道もないので、横断歩道がない道路をわたらなくてはならないのでストレスです。
車が左右からひっきりなしに走ってくるので車が来ない時を狙って素早く走って道路を渡らなくてはならないという試練が待っているのです。

おそらく車社会の田舎に住んでいると、「住民のすべてが車で移動している」という頭になってしまい、歩いている人がむしろ珍しい存在になってしまいます・・・・。平日なんかほぼ歩いている人がいないようなものです・・・。

バスで近場に行く場合も、国道沿いのバス停で降りると最悪ですね。
市街地なら横断歩道や信号機もあるので道路の向こう側にわたることが簡単ですが、降りた場所が信号機も横断歩道もない国道だったら最悪で、車が多い帰宅ラッシュの時間帯は特に道路の向こう側に渡りたくても渡れないという事態になるのです。
国道と自然に隣接しているので歩行者がいるという認識がドライバー側にはおそらく欠けているんだろうなと思ったりします・・・。
歩行者はいるのだー。

それから、子どもの送迎もありますからね・・・・。車は必需品です。
小学校の学区も2キロ以上の範囲なので学校から遠い子どもはその距離を歩くのが疲れたり、天候が悪い日は親や家族が子どもを車で送迎しますから大変なのです・・・。

ところで、我が家の近所が空き家になり、その家の持ち主が貸家にしているのですが、借りたくて家を見に来る人がいても駐車場のスペースが1台分しかないということでなかなか借りる人が決まらない様子。
敷地内に車を駐車できる場所がないと借りる人がなかなか決まらないものです・・・・。

田舎の場合は、夫婦がそれぞれ車がないと厳しいので駐車場が広ければ借りる人も決まると思うのですが、家族で住むことはできるかもしれないけど夫婦と子どもが住むならば駐車場が1台分では足りないので難しいものです。

供働きではなくても子持ちであれば車が夫婦それぞれ必要なのですね・・・・。
母親ならば買い物と子どもの送迎、学校や地域の用事などで車が必要だったりするので車を夫婦で共用するのは田舎暮らしでは不便なのです。

なので田舎の場合は賃貸物件を借りるとか、家を建てる場合は最低車2台分の駐車スペースがあるかどうかで暮らしやすさがかなり違ってくるのですよ・・・。

結局、貸家を見に来た人は「駐車場があと1台分あれば・・・・」と言うようなことを言っていた様子だったのでおそらく借りないだろうなぁ。

自分の場合も結婚する時アパートを借りる条件として、車が2台分停められるスペースがあることでした。
田舎は賃貸物件を探す時の条件が「車を2台停める場所があるかどうか」が多いと思いますね・・・。




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