ノベルのイラストは表紙だけで十分じゃないかと思う。

投稿者: | 2023年4月14日

たまに電子書籍でノベルを読みますが、本の表紙のイメージイラストと文中に入る挿絵が表紙のイラストとガラッ雰囲気が違うと感じるとノベルのイラストは表紙だけで十分ではないか?と個人的に思うのです。

最近はノベルにも色々なカテゴリーというかジャンルがあるのですが、話の内容や世界観とイラストがかみ合わない場合は執筆している作者はイメージと違ったイラストで本を出された場合は内心「なんかちょっとこれじゃないなぁ」と思う人もいるのかもなぁ・・・と勝手ながら想像してしまいます。

作者の世界観とかみ合うイラスト描きの人を探すというのは運なのかもと思いますが・・・。
イラストを描いている側も編集者(?)が指示したイメージと依頼されたイラストレーター側のイメージとかみ合っていなかったり、イラストを描く側の得意なジャンルもあるだろうからお互いに納得いく作品を完成するというのは難しいのだろうなぁ。

表紙の絵が良くて文中の挿絵がそっけなく感じるのは表紙がカラーでイラストの加工や色の調整にフォトショップというグラフィックソフトの恩恵をうけているからでしょう。フォトショップのソフトを使えればイラストもいい感じに仕上がっているのに作中の挿絵は大体モノクロなわけなので表紙と比べてしまうとどうしてもさっぱりした印象に感じたりイラストが雑に感じるのです。

しかし、個人的に気になるのは世界観とかみ合っていない人物の体型です。
特に舞台設定が中世ヨーロッパの王(騎士)が出てくる設定のノベルですが・・・。
小説では男性キャラが筋肉質な人物というような表現なのですがイラストでは筋肉がなさそうな華奢な体系になってしまっている・・・・。
個人的に残念に感じた挿絵もあったりしますが、ノベルはイラストよりも話が主なので、試し読みで面白そうだと思えば読むことを決めます。

イラストが小説の内容と舞台設定にかみ合えばいいのかもしれませんがイラストが見たいわけでもないし。
内容や登場人物のイメージに合わせてイラストを描けそうな人を探すというのは難しいことよね・・・と思います。

若者向けのラノベを漫画化したりアニメ化した作品もありますが、漫画だと作者特有の言葉の表現が消えてしまうので、漫画にすると事細かな心情が表せなくなるのでこれもまた惜しいような。

作者特有の文章の表現を好んでノベルの方の作品を買う人もいるだろうからなぁ・・・。
イラストレーターが介入することによって作品のイメージが決まってしまう感じでもあるので購買意欲を沸かせたり、逆に削いでしまう場合もあるだろうしなぁ。

・・・・なんだか好き勝手なことを書いてしまいましたが、プロ以外の一般人も気軽に小説を投稿サイトに投稿できて書籍化される環境は良いなと感じますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA