「大学に進学させたかった」という親の昔話を聞いて不快に思う

投稿者: | 2025年8月5日

現在40代後半の自分の世代の若い頃は大学に進学する(させる)ことが将来の成功者になれると信じていた世代でしたが、その世代は不運なことにベビーブームで生まれた世代なもので競争相手がそもそも多すぎて、必死に頑張っても挫折ばかりの世代でもあります。

で、今更言ったってしょうがないことを言う「氷河期世代」の子を持つ親(母親・現在70代)がいたわけで、その人の昔話を聞いて自分は不快に思ったのでした。
当時90年代でしょうね、昔話の内容は「先生も自分(親)も大学に進学させたかった」、「本人も進学したかった(らしい)」、「でも夫(子供の親)が進学や寮やアパート選びを探すのに消極的だった」、「でも自分(母)としては借金してでも大学に進学させたかった」というオチになり、自分はその昔話を聞いて内心「本当に子供が進学したかったならなぜ受験すらしなかったんだろう?そもそも受験したのか??」と不思議に思ったわけです。

今はその子供も50代前後でしょうけど、高卒だけど普通に正社員で30年同じ会社で働いているし、結婚して子持ちで一人の給料で家族を養っているので大学に進学していないけど十分に成功しているのではないか??と思うのですがね。

「借金しても子供を大学に入れたかった」とか上から目線もほどがありますよ。
そもそも本人がそんなに進学をしたかったら受験もしていたはずだし、地方の普通高校じゃないから推薦入試の候補だったと思います。
普通科の大学進学高校と、普通科がない高校からの推薦入学だとすれば自分に何かしら得意なことや学生の時に何らかのことを成し得たエピソードなど、部活での個人成績がないと難しかったのではないかと大学受験のことは知らない自分ですが過ぎ去った昔話をされて少しイラっとしました。

借金してまでも大学に入れたい云々の前に、本人のやる気だろうに。
結局、何事も行動したものが勝ちでしょう。
結果はどうであれ受験したということすらも分からないので雑談にする話の内容に昔の大学受験の話をしてくるというのは何を今更と感じますし。
「大学に行きたいけど学費がない」「けど、借金してでも大学に入れたい」と親が言い訳を第三者に言ってどうするんや?と思いました。
「お金がないし子供も受験するのを断った」でいいでしょ?と思いますよ。

自分の弟のことですが、高卒後にIT系の専門学校に行きたいという話をしていたことを思い出しますが、自分の親は「お金がない」と言い、せめてパソコンを買い与えることで弟は地元に就職しました。
親は子供に妥協してもらった感じですが、専門学校や大学に進学するという意思は中学生くらいから持っていないと高校卒業間近になってから急に進学先を決めるというのは難しい気もしますけどね・・・。我が実家は進学よりも就職してほしいという考えでした。

話が脱線したので戻しますが、とにかく「子供を大学に進学させたかったのに」という昔話や言い訳を第三者に言うな!ということです。

当時受験できたはずなのに本人に最初の行動力がなかっただけでしょうに。
親が学費すべて払えなくてもアルバイトなどをしてお金をためてでも大学に行きたいという気概が本人になかったんじゃないのか。
・・・・・「進学できなかったのは親のせい」と言い訳するような子供はいますが、だったら成績が上位になれば親も応援するだろうし、学費が免除されるような大学を探すとか、学費が安い国公立大学を目指すやり方もあると思うのに。
お金がないのに私立の学費が高めの大学に行こうとするのか?
実家から通える場所にいろいろな大学があればきっと何とかなるかもしれないですが・・・。

とにかく、人のせいにした昔話は聞いていて不快ですね。
70才くらいの人は「我が子には学歴を持たせたかった」という人が多いのでしょうね・・・。

今更という感じで、本人じゃないのになぜ親が気にするんだ?
そんなに大学に行きたかったら年老いてからも大学に入れるでしょう。
行動力と勇気がない。
本人でもないのになぁ。
子供本人は大学進学のことをどう思っていたのさっぱりわかりません。

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