わが家が所持している土地が2か所ありますが、そのうち一か所は東日本大震災で全壊判定されたかつて住んでいた家が建ててあった土地です。
それともう一つの土地は、津波が来ない高台の土地であり。まさに現在住んでいる場所になります。
以前住んでいた土地は旦那の両親が30年以上前になるのかだいぶ前に購入していた土地だったので旦那と自分は選んでいない土地になります。
現在70代以上の高齢者が若い頃は、「土地を持つことがステータス」、「多ければ多いほどすごい!」という風潮だったのでしょうかね?
それが今は土地を持っていても価値もない、固定資産税が毎年課せられるし、いざ自然災害が起きたら「想定外」と言い訳をする。
「これから発展する場所になる」という何も根拠のない将来性、価値が上がったら転売しようと土地を買っておく人もたくさんいたのでしょう。
被災するような土地の歴史を知らずに安いからと土地を買うのはなんでだろうなとやるせない気持ちになります。
土地の草刈りもしないとならないわけですが被災した土地に住んでいた人たちも皆土地を放置しているので森林になりそうです。
周りの人も以前住んでいた土地に当然ながら戻らないのです。
被災した土地を売るのもどうなのか?と思うのでいっそのこと工場とか作業場の資材置き場としての活用だったら土地を売るより貸したほうがマシなのだろうか??と考えます。
・・・まぁ、そういうことを考えても土地の持ち主は旦那なので嫁の自分には決定権はないですけどね。
何も知らない人が土地を買って家を建てた後にまた津波や浸水で被災する未来しか浮かばないのでその場所に生活の拠点として住むような場所じゃないと思います。
自分の実家の祖父母が住んでいた家は数年前に家を壊して更地にしたのですが、土地は借りていたので固定資産税を払わなくて済んでいます。
家は自分の物なのに土地がよそ様の物でしたが、相続問題を考えるとよそ様から借りた土地に家を建てて住むというのも悪くないかもと思います。
死後の面倒な相続問題もない、使わない土地の固定資産税を払わなくて済むと思えば心が楽だと思います。
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