動画配信サービスで1980年代のアニメ「悪魔くん」を視聴しているこの頃。
自分が現在契約しているHulu(フールー)という動画サブスクサービスでは配信が4月30日までなので今月中に視聴しなくてはならないので全42話中14話まで視聴しました。
作者の水木しげる氏の漫画原作は全然読んだことはないし、このアニメも名前だけ何となく知っているけど、認知度が高くて見たことがあるアニメは「ゲゲゲの鬼太郎」の1980年代のアニメ版で自分が当時小学生頃でしたね。
この「悪魔くん」の漫画版は色々な設定があるようです。
絵柄も水木氏の迫力があって細かい画力なのでアニメ版は視聴者に寄り添って分かりやすいキャラデザインだなと感じます。
それにしても水木氏の漫画の作風は人間と悪魔や妖怪という、他の作家が書きにくそうな題材を扱っているので当時にしてはなかなか先進的だなと勝手ながらに思いました。
この作品を見ると自分が見たり読んだりしてきた漫画やアニメも水木氏の影響を受けているのだろうかとどうしても思ってしまうこの頃です。
アニメでの悪魔召喚シーンを見ると何故か自分が遊んだことがある「真・女神転生」シリーズのゲームを思い出してしまうわけです。
「悪魔くん」というあだ名の主人公の少年の埋れ木真吾は、悪い悪魔を倒すには良い悪魔(12使徒)を従えて毒を持って毒を制すスタイルで人間界と悪魔界の平和を守るという使命があるので、共生共存がテーマっぽいです。
・・・となると、最近視聴して面白かった「うしおととら」というアニメ作品も、人間と妖怪がタッグを組んでこのストーリーの巨悪な大ボスである白面を倒すという話にも感じられますね。
個人的に「悪魔くん」の80年代版アニメくらいが平成や令和のアニメと比べるとスタイリッシュすぎないので80年代のアニメの良さがあって見やすいです。
最新作「悪魔くん」もこの期に知りましたが水木氏が亡くなった後の最新作の話なのでこの話が原作に従っているアニメなのか分からないです。
今視聴している「悪魔くん」のアニメで好きなキャラはなんやかんや文句言いながらも助けてくれるメフィスト2世ですかね。
百目も子犬感があってかわいい。
それにしても真吾みたいな悪魔知識があり実戦で悪魔を呼び出そうとしたり、タロットカードで占いをするのが好きで、しかもなんだか礼儀正しい控えめな感じのキャラクターは元気なキャラがもてはやされていそうな当時の昭和後期のアニメの主人公に反して珍しい気もします。