漫画感想「DEATH NOTE(デスノート)」その5

投稿者: | 2018年9月26日

今回は、夜神月のキラ計画の終わりと敗北について自分なりに考えます。


何故、月がLの後継者ニア(メロ)に敗北した際にあんな醜態になったのか・・・?

普段は何があろうが顔色変えずにキラとしてノートによる裁きを行ってきた月。
Lという最大の敵に勝った月が周りを甘く見て利用出来るものは利用し、演技にも徹底している月でしたが、死ぬ以前の本当のL(竜崎)が自分が死んだら二代目・Lとして月を日本捜査本部を指揮してもらうようにしていた事が、逆にニア、メロからの追跡を受ける結果になった訳ですが、話の前半ではLが事実上は負けてはいたけどLの月=キラ追跡はしっかりと継続できていたので形はどうあれL側の勝利になったんですね。

しかし月の最期、計画通りに行かず日本捜査本部と自分の計画を担っていた魅上、そしてキラ計画の敵・SPK(ニア率いるキラ対策グループ)の目の前で計画の終わりと自分のプライドが崩れてあんな醜態をさらした理由は月の心の中では、L(竜崎)が最高に張り合いのある敵であったのにそれ以下に見くびっていたニア(メロ)達に冷酷に淡々と計画を暴かれてしまった事だと思ってしまう訳です・・・。

月はニアがLの面を付けていたことに対しても「Lに劣る」から「その資格はない」と月は意外にもLを特別扱いしていました(
月がニアに対し「こいつ、Lの面なんかして腹が立つ」なんて思っていた場面を見ると・・・)。

もしもLが月の計画を暴く場合なら、ニアのようにただ冷淡に証拠を突き付けることはしなく、計画の事実と証拠は突き付けてもL特有のひねくれた優しさで月の醜態と発狂は押さえられたのではないかな?と自分は考えてしまいます。

L編のままでそのまま月を捕まえた場合の結末だったら果たしてどんな感じになったんでしょうね?・・・あぁ!ため息出るなぁ・・・。

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