フルメタル・パニック!TSRの視聴感想です。
Scene09「彼女の問題」・・・かなめを付け狙うアマルガムの組織。そして宗介に代わり彼女の護衛に付く「レイス」。かなめを取り巻く状況が一変する中で彼女に接触する様々な出来事が起こる!
〇視聴感想
かなめが何者かが自分を狙っていると確信し、たった一人で恐怖と戦う描写がものすごく細かく描かれて良かったです。
自宅から逃げるときにドアのチェーンに時間を取られ、チェーンをはずすまでの描写がかなめの焦りを表していたし・・・。
逃げる過程を省略せずに描いていたので緊迫感が一視聴者に伝わりました。
かなめの宗介に対する信頼の大きさやら、宗介の存在がかなめにとってなくてはならないものに確定した・・・そんな話ですね。
テッサの兄の言動にかなめが心乱されるところは必見です!・・・あぁ、こんなことなら初期フルメタの「パートタイム・ステディ」でキスの意味を分かっていない宗介に対して人工呼吸のごとくかなめがキスさえしていれば、そして宗介の髪を切る回でもチャンスはあったんだけどね、真っすぐな性格のかなめだからそんなことはしないんだなこれが!
そんなかなめと違いテッサとレナードは兄妹なだけに、こういうことには積極的な気がするんですけどもー!(テッサは艦長ではなく普通の一般人だったなら宗介に何らかの積極的行動に出るだろうよ・・・)いろんな意味で「かなめの集大成」な回。
Scene10「ふたつの香港」・・・アーバレストに搭載しているラムダドライバの説明に対して宗介は心ここにあらずの状態。そして宗介は任務で、マオ達と香港に向かうが仕事もままならず遂にトラブルが発生してしまい・・・。
〇視聴感想
宗介がアルを気まぐれに起こし対話をする場面が印象的。まるで自分の気持ちを「お前になんかわかるものか」と言わんばかりに淡々と語っている宗介が時に高慢な感じに思えたり・・・。
かなめの傍に居られなくなった事態に理屈では割り切っているつもりが感情では割り切れていない・・・。そんな宗介が、らしくもないミスでマオ達から一人離れてしまってさあ大変!いつもは理性的で任務もてきぱきこなす宗介がこの回で全く逆になってしまいました。