ランドセルが重いのならば宿題がある教科だけ持ち帰ればいいのでは?と思う。

投稿者: | 2022年6月7日

最近小学生がランドセルをキャリー化できるスティックを発明し話題になっています。

案の定一部の大人からは批判のコメントもあったようで、小学生も負けじと反論している様子。

ランドセルは背負ったほうが両手もふさがらないのでランドセルにキャリーバックのようにして運ぶ場合は平らな道なら良いのですが急な下り坂が登下校のルートにあればキャリーの操作にテクニックが必要になるだろうからむしろ危険にも感じますね・・・。

荷物が重いから苦肉の策としてランドセルをキャリー化して体の負担を減らす目的のようです。
だったら毎日の時間割りの教科書やノートやワークブック等をその都度ランドセルに詰めないようにすればいい気もします(これ言ったらまた批判する人がいるんだろうけど)。
使わない教科の物は学校に保管すれば解決じゃないのか?と思うんだけどもね。
でも「荷物を学校に置くべきではない」という意見もあるから「さんぽセル」ができたんだろうなと思います。

自分がランドセルを背負っていた子どもの頃は昭和の終盤だったのですが、実家が市街地の中心で道も平らで小学校も近かったので徒歩で片道5分以内(全力で走れば校門までは3分)で行き来できたからランドセルの重さに耐えられたようなものですよ。

なので「ランドセルが重くて辛い」という子どもがいたらその子が住んでいる地域がどこらへんなのか?市街地寄りなのか?で辛さも違うと思います。

山に囲まれた場所の家で学区が広すぎるゆえに学校までの道のりが徒歩だと20~30分以上かかるような距離なのか?を知れば楽なのか大変なのかが見えてくると思うのですよ。今住んでいる家だと子ども達が小学校まで真面目に歩くと片道20分以上だったし、それ以上遠い場所に住んでいる子もいたので田舎に住んで困るのは子どもだと思うんですよ。
田舎に住んでいると子どもたちには「体力作りだ」とか言って歩かせるくせに大人は徒歩5分の距離を車で行くのだから「大人の方が子どもよりたるんでるよ」と思ったりします・・・(←言い過ぎ)。

ちなみに我が家の子は家から小学校までは片道2キロだったので、さすがに学期の終わりや初めのころは荷物が多いので車で迎えに行っていましたし、悪天候の時も当然ながら学校までお迎えに行く感じになっていました(働いていなかったからできたことですが・・・)。
なにしろ田んぼや山や川や海が隣接しているしスーパーや店もない。
学区も広くて学区の端っこ側の家だったので子どもたちには登校は苦労したと想像できるほどです・・・・。

昭和時代に子どもだった今の大人は、外で当たり前に公園や空き地などで遊ぶことが普通であり、公園や近所で元気に騒いで遊んでも近所の人の容認の元で遊ぶことができていたわけです。
そんな周りの大人たちの恩恵があったので自然と体力も付いているので「ランドセルの重さなんか大したことない」と軽く思いがちになるのだろうなとも思ったりします・・・。

現代の子どもたちの親は両親共々働いている家庭も多いので外に遊びにも行けない事情もあると思うし外で遊ぶにしても騒音扱いされるわけでしょうからこれだからランドセルを背負うような体力も身につかないよなぁと思ったりも(外で遊ぶこととランドセルの重さに耐えられる体力が関係あるかどうか分かりませんがね)。

結局、親が家にいる子供の家に友達が遊びに来ることになるので我が家はその子たちの遊び場と化していましたからね・・・。
子供と友人がトラブったり我が家の敷地で転んだりすると遊びに来た子の親があとで理由を聞いたりさせると「う~ん、「この子は家に上げたくないなぁ」と内心渋ったりもしました。(←ランドセルと関係ない話で恐縮です)

・・・・さて、ランドセルの話に戻しますが「ランドセルが重くて辛くて腰痛になるとしたら親が学校まで送迎すればいいじゃないか?」という解決策もありますが、共働きの多い親もいるのに子どもの送迎の為に仕事をする時間を調整できる家庭がそこまでいるのか?と思うし難しい問題でありますよ。

結局は「その子供がどのような場所に住んでいるか」「小学校と家との距離がどのくらいなのか」にもよると思うので全国の小学生がこぞってキャリー化のランドセルが適しているかは何とも言えないです。

背負ったほうが楽ならばそのほうがいいけれど重いならば宿題や連絡帳だけを持ち帰らせればキャリー化するまでもなくランドセルが重いことに対する解決策だろうと個人的にはそう思ったりします。

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