異常気象と思うのは個人の自由だと思いますが、同じ日本でも場所や地形によって気候が違うので、自分が住んでいる地域の天候状態が異常気象と思い込んで日本全体が異常気象だと決めつけている家族がいるのでそのような話題をされるとうんざりします。
温暖化になっているというのは世界的な問題ではありますが、自分の住んでいる地域が太平洋側なので、内陸や日本海側と比較すると例年は雪が積もらないということを長年住んでいれば分かっていると思うのですが、「今年は雪が積もらない」からの会話から、「異常気象だ」→「地震が来るんじゃないか?」という考えになるのはどうなのかと思います。
イワシが大量に獲れている時も会話のネタとして言っているだけだと思いますが「こんなにイワシが獲れるなんて不気味だ」とか「そのうち地震が来るんじゃないか」といういつもの決まりきった会話になるのでそれを聞かされる身としては少し不愉快な気分になるのです・・・・。
結局そんな会話を何度か聞かされても殆どは地震は起きないので、結果的に人を不愉快にさせるだけなので自分が住んでいる場所だけを見て勝手に「異常気象だから何か起きるんじゃないか?」とか「地震が来るんじゃないのか?」というような個人的な予想を聞かされても「だから何だ!?」と心の中で怒っていますね。
気象は天気予報で予測できるとしても地震や火山のことは予想が不可能なわけだと思うので安直なことを簡単に言ってこられるとイライラしてしまいます・・・。
地震や津波が来るというならば、歴史や先人の経験者の書いた本や文献を読んで自分の住んでいる場所は歴史的に自然災害を受けてきた場所なのかが分かると思うのだから、東日本大震災のような津波が来て「未曾有」と言ってしまうのも正しいと思いますが、家を建てて住んでしまった何も知らない先祖の責任でもあるかもしれないので悲しいことです。
その土地の歴史を勉強すると、津波の被害が来た場所ははるか昔にも津波の被害に遭っていたという歴史があるはずなので人間が生まれて一生を終えるまでの約100年単位でしか物事を知らないせいで、津波を知らない人が生まれるたびに津波が来たら「未曾有」だと同じ事を考えるに違いないと思ってしまいます。
なんというか、「異常気象だから何かが起きるのではないか?」と不安になりがちな人もいますけど「だからといってどうすればいいの?」としか思えないのですけどね。
「もしも」のことを考えるなら、昔の人は災害が起きた時にどこが無事だったのか?どこに避難したのか?という情報を勉強するくらいしかできないです。