岩手県立美術館で「ホキ美術館展」が開催されているとのことで「これはチャンス!!」と行く気満々で岩手県盛岡市に写実絵画を見る目的で行ってきました。
写実絵画に関してはかなり前から興味だったり予備知識も少しばかりあったので知っている作家の方々の絵画を至近距離で見ることができたので満足。
ホキ美術館は千葉県にあるのですが、千葉まで行く元気があるのかと思うと不可能に近いので、この期にどうしても行きたかったのでした。
美術館までのアクセスあれこれ
7月27日から9月1日までの期間なのでもうすぐ「ホキ美術館展」は終了ですが、土日は非常に混んでいて自家用車で訪れる人は駐車する場所がなく入り口付近から渋滞していたこともあり、駐車場を探すことで絵を見る時間が少なくなる可能性もあるのでなるべくバスかタクシーで行った方が良いと感じました。
岩手県立美術館のホームページで、アクセスの仕方を何度も見て美術館までのルートとか公共交通機関の時刻表を見て、移動時間と閲覧時間を計画しましたが、盛岡駅東口からのバス停から乗車して美術館に行ける「岩手県交通バス盛南ループ200」というバス乗り場がいまいちよく分からなかったです・・・。
なので、バスは乗り場が分からないのでバスを探す時間が無駄なのでタクシーにしたわけですが、初乗り530円(だったかな??)から始まって美術館前で1240円(うろ覚えだけど1200円は払ったということは確か・・・)でしたね・・・・。バスよりもかなり高いけど絵を見る時間が少なくなるのが嫌すぎるのでタクシーに乗れば(道路が混んでいなければ)大体5分で着くわけなのでバス待ちや移動時間を考えるとその時間がもったいない・・・・。
ちなみに帰りは美術館前からバスで帰ったのですが(時刻表が出入り口にあった)、県立美術館と盛岡駅間のバスの料金は200円。
このバスは特定のルートをぐるぐる巡回しているバスで、バスの通るルートで「右回り」と「左回り」というものがあるので自分の都合にあうバスに乗る必要があります。
盛岡駅東口(駅正面?)のどこら辺のバス乗り場に美術館行きのバスが停車するのかさっぱり分からなかったので家に帰ってから検索して探しまくったら「岩手県交通株式会社」や「岩手県バス協会」のホームページで乗り場の図を確認できました。
で、これは色々なバスが停車するし「初めての人は分かるはずないよなぁ・・・」と思いました・・・・。
「盛南ループ200」の乗り場5と10の乗り場は色々な行き先のバスが止まるから時刻表すら書いてなかった気も・・・・。
例えば帰りのバスが乗り継ぎがあるなら特に注意ですね(帰りのバスは道路が混んでいたので乗り継ぎで時間ギリギリだったんで・・・・)。
美術館
入場料は一般1200円、高校生・学生は700円、小学生・中学生は500円です。
この入場券で「ホキ美術館展」と「常設展」を見ることができます。
パンフレットと出品リストをもらっていざ閲覧!!
「ホキ美術館展」は64点の絵画が展示。
「写実画のすごい世界」という本で前もって画家の方々の絵画は見ていたのですが絵の実物はかなり大きかったりするのでこの絵を写真のように描き上げる集中力や観察眼は想像すると本当にすごいです。
大きいキャンバスにバランスをとって描いて色を塗るのだから相当大変だろうと想像します・・・。
写実絵画は見たとおりに「写真みたいに描く絵画」なので、実物を見るとまるで大きな写真ですね。
写実絵画の本を見て知っていても、実物を見ないともったいないのでチャンスがあるならぜひ見たほうが良いと思いますね。
個人的に印象に残ったのが青木敏郎、五味文彦、大畑稔浩、原雅幸(敬称略)の方々の風景画と静物画でした。
そしてガスマスクの人物絵画の石黒氏の作品はインパクトがありました。
写実画というと人物画や裸婦の方が目立っているイメージがあったので静物や風景の静物画が新鮮に感じました。
「ホキ美術館」の有名な絵画は本や美術誌などでも目にすることがあったので実物を見たことは貴重なことでした。
展示している絵画の横に作者のプロフィールがあるのでそれも見るのですが美大卒出身と書いていない作者を探してしまう自分・・・。
帰りはホキ美術館のグッズが欲しいのでクリアファイルを記念に購入。
ちなみに「レモンのある風景」(五味文彦)のファイルを買ったのですがこの絵画は展示されていなかったですね。
ファイルは他にも入り口の他にレジの横の右側のくぼんでいるスペースにもあったので見落としている人もひょっとすればいたかも知れません。
ショップの入り口側には「ホキ美術館」関連の絵画のポストカードや画集やクリアファイルなどがあったので皆さんは一生懸命選んで購入していました。
閲覧時間は真面目に見ると1時間はかかったのかな・・・。
常設展も見れば2時間要するかも知れません。
ちょっとした日帰り小旅行でもありましたが、かなり大急ぎで出発して行ってきたので振り返ってみると「よく行ってきたものだな」と自分に感心してしまいました(笑)。