わが家には更地で草木が生い茂るだけの資産価値のない土地があるのですが温かくなると草木が生い茂ってくるので草刈りをしなくてはなりません。
その土地は津波の被害に遭ってしまった場所なのでその地域に住んでいた他の住民も別の場所に引っ越しているので草刈りも行き届かなくて放置状態なのです。
草ぼうぼうの土地を管理しきれないのでどうにもならないです。
売地にしても自分だったらこの場所の土地は絶対買いたくないので誰も買わないと思いますね。
その地域は東日本大震災の津波で家が流されたり全壊になった場所なので知っている人はそんな危ない土地は買わないし売るのもかなりあくどい気もするのです。
元住んでいた地域周辺に、津波で崩壊したままの建物もそのままなので景観も良くないのです。
何故このような津波被害に遭った地域に家を建てて住まなくてはならないのか?と思うのですよ。
東日本大震災以前も津波の被害に遭ったという場所なので土地を買った人は分かって買っていたのか?自然災害の歴史を知らない人は土地を買って家を建てるんだろうけれど・・・。
ちなみに旦那の両親は80~70代なので世代的にこの年齢層は人口が多いし、きょうだいも5~6人が普通の時代だったので長男以外は結婚すれば家を出る必要があるし住む場所に困るわけなので苦渋の選択で自然災害に遭った土地や不便な場所であっても妥協して土地を購入したり家を建てて住まなくてはならなかったのでしょうね・・・・。
そんな価値のない土地の管理を自分ら夫婦がしなくてはならないのですが、例えば自分一人でその土地の草刈りをしたくても技術はまるで素人なので草刈り機を使いこなせる自信もないのです。
せいぜい草刈り鎌で地道に草を刈るしかないのです。
主婦が一人で草刈りに行くのは心もとないので、旦那が休みの時に一緒に草刈りをしたいのですが仕事が夜勤明けで休みが2日あっても最初の一日は食べて飲酒したら寝るだけになっているので草刈りに行ける日は一体いつになるのやら。
働き盛りの40代後半がわざわざ草刈りの為に貴重な休日を使うのか?結局は行かなかったでしょ?となるわけです。
草を放置していると道路側にはみ出した余分な草を誰かが厚意で刈ってくれているのでこれは申し訳ないという気持ちがあります。
それにしても土地があっても全然すごくもない。お金は土地の税金の支払いで減るだけだし・・・。
いずれ我が子らもそのどうしようもない価値のない土地を相続するのか?と思うとありがた迷惑な話だよなぁと思うわけです。
車がなければ買い物や通院が難しいし、だからと言ってもバス停や列車の駅まで徒歩で行くにも片道15分か下手すれば30分かかるかもしれないような場所に住むべきではないですからね。
そして、自然災害に遭った場所に誰が好き好んで住むのか?という話です。
山川ばかりの田舎も良さはあると思いますが、生活が不便な場所に住むと高齢になった時に家族や身内の助けがないとならないので田舎に住んでいる時点で自立心を削いでいるような気がします。
現在自分ら家族が住んでいる地域も家周りの草を刈らないとならないし、地域の草刈りもあるので草刈りからは逃れられないです・・・。
草刈りは近所の人の厚意でも成り立っている感じだと思いますからね。家の周りの草をきれいにしないと景観が悪いとか雑草に蛇が住み着くから刈らないとならない。
土地を持っていると草刈りで自由時間を奪われるので資産価値のない土地は売りたくても売れないし誰も買わない。
安い土地を持っているだけでも固定資産税だって多少なりとも毎年払わなくてはならないし不動産の管理というのは面倒です。