「海の闇、月の影」は篠原千絵さんのミステリアスホラー漫画です。
ざっと説明すると、双子の高校生姉妹の流水(るみ)と流風(るか)が、古墳らしき場所で謎のウイルスに感染。双子姉妹の体にある異変が起きる。
妹・流風(るか)は、姉の流水(るみ)からの執拗な殺意とその能力を使って世界を支配しようとすることを阻止するために決死の攻防戦を繰り広げていくストーリーといった感じの話。
主人公の双子の他にも、ウイルス感染者達が異様な能力を持っている為、大体の能力者は手に入れた特殊能力を自己中心的に使い人を人と扱わず殺戮することが多いので怖い漫画でした。
個人的には子どもの能力者(真琴)の出てくる話は後味が悪かった思い出があります。
能力を使い、全世界の支配を目論む姉・流水(るみ)に対抗する妹・流風(るか)の決着はいかに!?といった内容の話。
それからもう一作品ですが、「陵子の心霊事件簿」という漫画は、霊感が強い為に悪霊に苦しめられたり戦ったりする主人公・陵子(りょうこ)の話です。
一人では力不足な為常に援助するのが白猫の中に閉じ込められ霊体の男性という設定。
陵子はその白猫と一緒でなくては問題を解決できないといった話。
その二人が生まれた日のせいで悪霊に狙われているといった設定でした。
この作者の作品の「海の闇、月の影」は全19巻で当時学生だった自分の小遣い(毎月約1200円)ではとても集めるのに苦労した覚えが・・・。 せいぜい長くても20巻前後で完結する話が飽きなくていいような気がします。学生は漫画を集めるのも大変だし。
一方「陸子の心霊事件簿」は月刊誌の短編もので、一つの話が短いので漫画を買うのも4冊程度なので「海の闇~」の漫画に比べれば購入する時はまだ良い方でした・・・・。