フルメタル・パニック!TSRの視聴感想です。
Scene11「彼の問題」・・・任務を私情により放棄し香港の街をさまよう宗介。マオ達の心配をよそに自暴自棄になってゆく。一方香港の街で見つかった死体の謎のメッセージにカリーニンは何かを察する。
視聴感想・・・宗介がこれ程まで堕ちてゆく姿を見て、宗介も「不完全な人間」で「未熟」なのだなぁ・・・と感じました。
今までの生真面目で任務を完璧にこなす姿とは違い、誰にでも味わう挫折や失望に打ちひしがれた人間になっています。
宗介の前に現れたかなめ似の女性に対し「・・・千鳥・・・!?」とか一瞬でも動揺したりすれば良かったかなぁ。
個人的に、かなめ似の女性を出さなくても良かったような気も・・・。むしろこのキワドイ場面はなくても良かった。それにしてもかなめはいつ登場するのやら。爽快なシーンがないのでそろそろ欲しいものです・・・。
Scene12「燃える香港」・・・一人任務を放棄した宗介は新聞に載るメッセージに反応。街中のとある建物の中で、死んだ筈のガウルンと対峙する。
〇視聴感想
ガウルンから失望される宗介。
ガウルンは幼い頃の「大人」な瞳をし「一貫性」のある行動をしていた宗介を気に入っていたことを告げ、今の宗介に対して否定的なことを言うのですが、それに対し、ガウルンの理想通りに忠実に命令を聞く双子姉妹を宗介のように育てたつもりなんでしょう。
矛盾もなく迷いもない、ただ言われたことだけする・・・考えさせられました。
かなめ一人の為に感情的になってしまう宗介はガウルンの思う理想的な人間ではないですが、自分の中にある矛盾のある心それが人間らしさでもあるのでしょうかねぇ・・・。
でも、この回の最後がどん底な展開になってしまいました。