映画「ソロモンの偽証」前後編の視聴感想。

投稿者: | 2022年4月14日

映画「ソロモンの偽証」の前後編のざっくりとした視聴感想。

 

話の内容は、主人公・藤野が中学生時代に起きたクラスメイトの自殺の原因追及をする為に主人公の藤野が学校を巻き込んで裁判をするという話の回想。

感想
主人公の藤野の中学の頃の回想であるが、受験シーズンを犠牲にしてまで学校内で裁判をするという異例事態に生徒や先生や親も困惑するも思春期だからこそできた無茶ぶりを母校の校長と振り返る始まりからの回想話である。
90年代のバブル経済の頃の話なので個人的にその頃の時代背景に共感する。

90年代には大出のような茶髪で暴力的な不良がいた。
自殺した柏木は厭世的な考えを持っていて、正義感が強い藤野や他校の神原に対して世の中は絶望しかないにきまっているという共感をしてほしかったのだろう。
なので柏木のような生徒がクラスにいれば非常に厄介だろうと感じる。

藤野のクラスメイトには家庭環境に問題がある生徒がいたことを思うと、家庭環境のせいで性格がこじれてしまったが為に人間関係の不協和音が起きたようなものだと感じたりする。

マスコミの餌食になってしまった藤野たちの担任の先生が個人的に一番悲惨で住民の一方的なストレス解消にされたようなものなので先生に同情してしまう。
マスコミも視聴率の為に学校の不祥事をこれでもかと真実ではないことをテレビの視聴者に誤って伝え続ける功罪の行く末が人生を狂わせるのだなと考えさせられる。

この映画を視聴して特に思ったことは家庭環境や家族で子の性格が形成されていくのだということ。
不良生徒の大出の父親は典型的な暴力をふるうのでなおさら悲惨である。
この父親の元で育ったからこうなってしまったと考えざる負えない。

大出の家族とは反対に、松子は優しい性格で藤野や友人の樹里を気にかけていたほどである。これは本人の性格もあると思うが育てた両親の教育が良かった気もする。

この話に登場する問題を抱えている生徒達は家庭環境が良くないと感じた。
未熟な大人が家族を作るとこんな子供に育ってしまうのだろうか?
自殺した柏木が何故あれほど厭世的なのかは両親との関係も分からないので結局よく分からなかった・・・。

柏木とかかわりのあった他校の神原の場合は親に問題があったが、のちに育ててくれた人がいい人だったことが救いではある。

この映画は前後編で分かれていて長い映画ではあった。
視聴するに至っての注意点をあげるとすればかなり暴力的な描写があるし事故描写があるので低年齢の小さな子どもの前で視聴するのは避けたほうがよい気がする。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA