「真・女神転生V」プレイ雑記です。
1周目ノーマルモードでそれぞれのエンディングをクリア。
隠し的なルートであろう「真・人間ルート」の感想とかを書きます。
至高天に入る前に各ルートのエンディングを見る為にゲームデータを複数作ったので各ルートのエンディングを見ることができました。
悪魔全書を全部埋めたい場合は一つのゲームデータで周回して遊んだほうがやり込みがいがあると思いますね。
プレイ時間も200時間超えるほど遊んだのですが、正直言って隠しエンディングにたどり着ける自信がなかったのでした。
なのに全ルート、特に隠しルート的な「真・人間ルート」の条件である一つであるシヴァを倒すことまでできたので我ながら快挙でもありますよ。
よく最後まで投げ出さずにクリアできたなと。
クリアしての感想色々(ややネタバレ注意)
4つのエンディングはどれも明るい希望のあるとは言い難いので、モヤモヤするし色々と考えさせられる感じ。
個人的に「これはダメだろ」と思ったのが普通の「座の破壊」(人間)ルートのエンディング・・・。
あれはインパクトが大きいし、人間と悪魔、天使のそれぞれが弱肉強食の競争の世界なのでいかにもカオスルートなのでこの世界の場合は生きるのが辛いかも分からないし・・・。
人間と悪魔が対等になる世界を望んだり、強くあろうと努力しない人間にはかなり厳しい八雲の考えには賛同できないけど、悪魔と対等に戦うというのに悪魔であるジョカと共に行動しているところに「おかしいなぁ」と終盤まで疑問に思っていたので八雲はジョカに騙されているんじゃないのかと思っていた。
話を進めるにつれ、ダアト台東区でのジョカの話を聞くとジョカは一方的に八雲という人間の生き方に心酔して付きまとっているに過ぎないと感じたし、ジョカは悪魔だけど八雲にとっては特例みたいな存在になっている。
八雲の謎は、ダアトではない東京のマップにいる初老の男性の話を聞くと生い立ちが何となくわかる。
あの警察官の恰好は亡き父や母の弔い合戦の為の衣装なのか??
八雲が人間なのにやたら強すぎるのはジョカが八雲に対してマガツヒを与えていたかもしれないし悪魔召喚プログラムを使いまくった影響で超人になったのだろうか??と色々と想像してしまう。
人間なのに八雲の力は異様に強かったしお供の仲魔みたいなものを出さずとも一人で主人公と互角に戦ったくらいだしなぁ。
悪魔召喚プログラムについては、それを持って悪魔と戦うユヅルやイチロウと主人公が常に別行動なので悪魔召喚プログラムで敵と戦うイベント描写もなかったので残念だと思う部分。
今作、悪魔召喚プログラムを出す意味はあったのかと・・・。
イチロウが悪魔召喚プログラムを使った影響なのか終盤には別人みたいになって、至高天ではアブディエルを煽ってアブディエルが変わってしまったし自分の意志が決まりきったイチロウは恐るべしであった・・・・。
イチロウが終盤でイキリ系になってしまったというのにユヅルは全然人格の変化が見られない。
ユヅルはイチロウと違って戦うことが少なかったから人格が変わらなかっただけなのか??
「東京を守るルート」に入るとついに仲魔になってくれたハヤタロウのレベルがまさかの40だったのはユヅルがハヤタロウをビルの上で留守番(?)させていたせいだろうか??
神の秩序を守るために悪魔側と戦うベテルのアブディエルと違って、色々な悪魔と共存すべきな考えの越水側の必死度が違うということかな・・・。
それにしてもこのメガテンVのストーリーは「物語のあれこれはプレイヤーの想像力で補ってください」と言わんばかりに丸投げしている感が否めない・・・。
所々の会話や行動の選択肢や、終盤のサブクエっぽくないサブクエの場合は、主人公が選択肢で何をするか選ぶことで会話や展開が異なるし、この選択したらこの結末になったらつじつまが合わないのではないか?とモヤモヤするわけなのでメインストーリーには影響しなくてもサブクエの締めくくりが選択肢ごとに異なってしまうのが気になるし惜しいところでもある・・・。
せめてサブクエの話のオチの部分は何の選択肢を選んだとしても同じ展開になれば「真・人間ルート」のエンディングとのつじつまが合うかもしれないなと感じるけど、メガテンシリーズだから話に納得がいかない部分があったり、つじつまが合わないことは通常運転なのかもねと開き直るしかない・・・・。
作中でお気に入りキャラがいればいるほど各ルートのエンディングにモヤモヤする事態になってしまうのかもしれない。
普通の「座の破壊ルート」に比べると「真・人間ルート」に行ける条件である特定のサブクエをクリアしていると座を破壊せずにすむ選択肢が現れるので最終ボスを倒したあとにエンディングを見ることができるが、主人公と共にしたアオガミや、人間大好きで寄り添っていた悪魔たちを思うとこのルートのエンディングは寂しいものがある。
主人公の行いはアオガミの行いと同じであるということに関しては納得できるけども、主人公を助けてきたり一方的に慕ってきたり、人間の理不尽な世界を憂いたり、人助けをしたり、人間を気にしていた悪魔達のことを思うとやっぱりあのエンディングはとにかくモヤモヤする。
真・人間ルート最終ボスの言葉からあれこれ考える
最近クリアした真・人間ルートの強めのボス様から語られる言葉は世界は「諸行無常の繰り返し」であるとのこと。
主人公の防御相性を変えられる「写せ身」があるけども、スキルや防御相性を変えられる「写せ身」が「諸行無常の繰り返し」のようだなと思ったり。
「写せ身」はスキル変更をしたり上書きしたりするアイテムであるけれど、世界もまるで王の「写せ身」みたいなものかも(←何言ってるの自分)。
世界を変えるために玉座についてきた王たちの意志が世界を塗り替える新たな写せ身的なものであろうな。
そしてまた新たに王座争いが起きて「繰り返す諸行無常」が続くってことだろうし。
うーむ、自分で色々書いていて深みにはまるし訳が分からなくなったので一方的な個人的な考察はやめるとしますか。
クリアしての感想は極めて部分的になってしまい、もう少しばかりプレイ雑記や感想などを書きたいです。
クリアしたのでネット上で「真・女神転生V」の色々な感想を探し回るとします。
「真・女神転生」シリーズを検索する時になんて検索すればいいのか迷います。
いろいろとキーワードを入力しますが自分は大体「メガテン」と検索しがち。
真5とか真Vとか真・女神転生5などで検索したほうが探せるのかな??