東日本大震災から11年。

投稿者: | 2022年3月11日

この日が来ると気分がしんみりします。

災害の規模や被災範囲が相当大きかった地震だったので、この先何年もこの震災について語り続けられ、忘れないようにする機会を繰り返すことでしょう。

自分の場合は被災して自宅が全壊扱いになった程度でしたが、人それぞれに被災の程度が違うし失ったものの数の落差があるのです。
ひとくくりに被災した人すべてが皆同じではないし考えていることも人それぞれだし、一人一人の家庭の事情も違うので被災者全部を一緒にまとめないでと言う気持ちではありますね。

人それぞれ違うということです。

忘れないということは被災している人は忘れることがないので被災したことを振り返ることでむしろ嫌なことを思い出すことだってあるだろうし、嫌なことを忘れたい人にとってはどうなのかなと個人的に疑問に思いますがね。

被災しないような場所に住むという方法を取って移住した人もそれはそれで間違えではないと思う。

考えてみれば自分の住んでいた場所は海抜0メートルだったし、過去にも津波が来た場所だったし、昔その地で起こった自然災害を知っていたはずの地域民は住む場所がないからだと思いますが川や海沿いに家を建てて住んでいたんだろうなと察するわけです。

その場所に住んでいたらいつか豪雨や台風などで川が浸水してくるよね?
地震が来たらこんな低い場所で海も近くだったら当たり前のように津波が来るよね?
この場所に住んでいたら危ないと思いつつもその場所しか住む場所がなかった事情もあったと思います。

人がどこに住めば安全なのか?という正解がないのでなかなか難しいです。

自然災害は地震や津波の他にも大雨だったり台風や竜巻や火山の噴火などもあるので、難しい。

個人的に災害に遭わない為にと地理や昔の人の暮らしぶりが書かれている本などを読んだり探したりしますが果たして時代背景も環境も違うので参考になるのか定かではないですがね・・・。

とにかく日本に住んでいる限りどこにいても自然災害は起こるのだろうと諦めながら運任せに自分は暮らしています。

何を対策しても結局は運が全てなんじゃないかと思っています。

避難先に防災道具を持って行っても、食品を家に備蓄しても、結果的にもろに被災する家は避難しなくてはならないので備蓄しても意味がないと思ったり・・・。
避難所に防災グッズとか非常食を自分が持って行っても他の人も同じようにそのような物を準備よく持ってくるわけないので逆に非常食をみんなの前で出せませんからね・・・・。
食べ物などを分け合う為に出したとしてもその場にいる人すべてに分けられるくらいの量ではないので水を持っていけば十分かと思ったり・・・。

むしろ、被災した人は避難所に行けば衣食住はあるので被災していない家こそ災害時に被災者優先になると思うので被害がない人がそっちのけにされる気もしますよ(何となく)。
備蓄は被災する可能性がない場所に住んでいる人こそしたほうがいい気がします(個人の考えです)。

今後も再び何らかの自然災害が起きると思うのでどうなるかもわかりません。
とにかく3.11は色々考える日であります。

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